5月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

初夏を思わせるような日差しが園庭に注ぎます。裸足で駆け回る子どもたちには汗が光っています。

23日から年少組も外遊びが始まり、園庭はいち段とにぎやかになりました。

ポンプでは、水を出したい小さい子に、「これはね、力がいるんだよ」と手を貸してあげる先輩。

砂場では、砂の布団だと言って、シャベルですっぽり下半身を埋めて、「あったけーーーー」と言った先輩を見て、小さい子が一生懸命自分の足首を埋めていました。

泥場では、トロトロチョコレートの真似をしたくて、ぐるぐるカップの中をかき混ぜる小さい子に「トロトロにするには水だよ」と水を入れてあげた先輩。

鉄棒では、空中逆上がりをビュンビュンこなす先輩をみて、小さい子が「うーん」と歯を食いしばり、がんばって足を曲げてぶら下がっていました。

電車ごっこでは、小さい子の運転に「がったん ごっとん」先輩が歩調を合わせてくれていました。

おしゃれ屋さんでは、少々緊張気味の小さいお客さんに先輩が優しくアドバイス。髪をとかして、リボンをつけて「可愛くなったよ」と言ってくれました。

などなど、たくさんの遊びを展開し、その中で小さい子がお兄さんお姉さんに憧れる、お兄さんお姉さんは小さい子に思いやりを持つ様子がたくさん見受けられます。幼稚園という初めての集団生活の中で、子どもたちは友だちとのかかわり方を学び社会性を育てていきます。一人で遊ぶより友達と遊んだ方がダイナミックで楽しいことが分かってくるのです。楽しく遊ぶためには、ルールを守ることも必要です。ルールを守らないとトラブルになることもわかってきます。お父さんお母さんは、自分のお子さんが、「自分の世界は自分で作っていく」たくましく、かしこく育つことを願って、幼稚園という社会へ少し手を離されたのだと思います。子ども同士のかかわりを見守りながら、社会性を大きく育みましょう。

      園長 千代田正美