7月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

参観日にはたくさんの方に御出席いただきましてありがとうございます。

どの学年も気温が高い日になりましたが、日頃から裸足で園庭を駆け回っている子どもたちですから、体作りも万全で、精神力もたくましかったですね。当日は暑さ対策を考え、臨機応変に内容を短縮しながら活動しました。これからも熱中症対策を講じながら保育を進めて参ります。

年少組の子どもたちは両手を振って、お父さん・お母さんを保育室に迎え入れてくれました。 

担任の先生の1人ずつの呼名に対しても元気に返事をし、スッと立ち、何よりも皆の返事が終わるまで立って待っていることができる事は大したものです。雨だれのジェスチャーも可愛かったですね。

 年中組の合唱曲♪おさんぽマーチは、こどもらしい表現が歌声にマッチしていました。次はどんな楽しい事があるのだろう。明日もまた、たくさん遊ぼうねと、日々わくわくしている、うめ組らしさの気持ちが弾んでいました。親子遊びのサメのエサやりは上手くいきましたか。お腹が膨らんだサメがたくさん泳いでいましたね。

 年長組は事前の練習で、歌で心を伝えようという事を話ました。①口を大きく開けて、言葉をはっきり言おう ②ほっぺが上がる位に楽しく歌おう③誰かが自分の分も歌ってくれるとか誰かが行進する先を教えてくれるから待つのではなくて自分が今、何をするか考えて、気がついた事はすぐやろう、という3点を実行しました。どうですか。皆さんに伝わりましたか。年長組の活動は心と体を使ってこれからも進んでいきます。

 どの学年も、体操の時間は個で向かうチャレンジと、集団で向かうチャレンジの場面がありました。その中には自分の出番ばかりではなく、友だちを応援する姿勢があって、何とも暖かいものでした。応援してもらうと、勇気がわいてきますし、上手でなくても誉められたら嬉しいものです。参観日は我が子を客観的に見られる日です。子育ての幸せ感が見つかりましたか。

(年少保護者感想)

『お名前呼びで上手くお返事が出来ないお友達にたいして子ども達から「頑張れ!」という言葉が自然とでてきていて、お友達を思いやる優しい子が多い事、嬉しく思いました。』

『初めての保育参観、とても楽しみにしていました。園での様子は先生から伺っていましたが、実際に見て、お友達と一緒に一生懸命同じ目標に向かって頑張っている姿を見て成長を感じ、感動しました。お名前を呼ばれてみんな大きな声で返事ができていたり、合唱の声量の大きさにとてもびっくりしました。』

(年中保護者感想)

『「かっこいいところ見せるから、パパもママも絶対見に来てね」と言っていたので、本番をとても楽しみにしていました。宣言通り、元気いっぱい堂々と歌う姿はとてもかっこよかったです。伴奏が始まるまでの時間も、動いたりよそ見せず、姿勢よく待っている姿に成長を感じました。』

『今回で逆上がりという目標を見据えた狙いが分かりました。家でも取り組みやすくなりました。

遊びの様子の話では、いつも子供達の興味を追求した本物志向の遊びに感心させられます。調べる人に聞くなどの過程を経験することも、今後の成長につながると感じます。』

(年長保護者感想)

『子どもたちの運動、発表に向かう一生懸命な姿勢を見られて嬉しかったのはもちろんですが、子どもたち同士で「がんばれ、がんばれ」と応援する声、姿に感動していました。大人になっても(その前に小学校ですね(笑))お互いに応援しあい、優しい気持ちで接することを覚えておいてほしいなーと心から思いました。』

『体操では自分の事も頑張りながらお友達の事も「がんばれー」と大きな声で応援している姿が素敵でした。園庭開放時にも鉄棒をお友達同士で教え合ったり応援している姿をよく見ます。自分の事だけでなく周りの事もよく見ることができるようになってきたのだなと実感しています。』

幼稚園は集団生活を通して、様々な体験や経験を重ね、社会人や人としてという部分を学ぶ場です。参観で実際の子どもたちの様子を目の当たりにすると、その学びの様子がよくわかって頂けるかと思います。これからも参観を、1人ひとりのお子さんの学びと成長を確かめる機会の1つになさって下さい。