3月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

3学期の保育参観にはたくさんの方に御出席を頂きまして、ありがとうございました。

劇ごっこを観る保護者の方の優しい眼差しはもちろん、お寄せ頂いた感想にも「子どもの成長を感じることができた」との声がたくさんありました。

この1年の間には、親も子も楽しかったこと、悲しかったこと、成功したこと、失敗したこと、迷ったこと、涙したことといろいろあったと思います。その1つ1つの出来事に心を動かし、積み重ねたことがお子さんを成長させたのです。「大きくなったね。」と何回でも抱きしめて、誉めてあげて下さい。

 年少組劇ごっこ『のらねこ ぐんだん きしゃぽっぽ』のキーワードは『がんばれ えっほ!』草むらからのぞいていた23匹のねこたちが、わんわんさんの大事な機関車を動かそうと、畑のとうもろこしを「がっしゃん えっほ!」とくべてしまいます。するとドッカーンと大きな音と共に汽車が走るどころか、ポップコーンが出来上がり、びっくりしたねこたちが尻もちついて驚きます。劇中でねこたちが売りにきたポップコーンのお味はいかがでしたか。おとうさん、おかあさんの心からの応援が子どもたちを大きく成長させています。

 子ども達の表情が近くで見れて、大人数ではない神戸幼稚園の良い所だなと改めて感じました。ポップコーンのサプライズうれしかったです!(感想より)

年中組劇ごっこ『うめぐみ たんけんたいとかいじゅう』のキーワードは『勇気』

運動会や参観日などの行事では探検をテーマに取り組んできました。途中、マグマの番人やお化けに出会いますが1年間で「考える力」「まわりをみる力」「心をひとつにする力」をみにつけた者たちはたくましく宝をゲットします。生きていくことはこれからも探検です。臆することなく前へ前へと進んで下さい。

〝カラ、、、とした心待ちで〟接することが(歌詞にもあったように)〝未来の地図〟を持ちこれからを歩む子どもたちの力になるように思いました。どの子も一歩一歩成長している姿を感じられるよい参観でした。(感想より)

  年長組劇ごっこ『まほうがっこうのこどもたち』のキーワードは『賢く』

まほう学校の子どもたちは、いつも自信なさげで、少々弱虫。けれど1つ1つのハードル

(この1年で学んだものをクリアしていくとそこに待っていたものは、決して形では見えないものだけれど「大事なもの」でした。最終ハードル逆上がりの場面では「できた」「できない」ではなく上手くいかない友だちを、かけ寄って支える子どもたちの姿が観ている者の心を打ったのではないでしょうか。

 残念ながら逆上がりはできませんでしたが、苦手な事にもチャレンジする勇気、継続する事の大切さは息子も感じられたと思います。これで終わりにするのではなく、次に繋げられるよう親としても関わっていきたいと思います。(感想より)

会場のどの親子さんを見ても幸せに満ち溢れていました。幼稚園に通う良い所は、子育て中の親が自分達の「幸せ」に気づけるところかもしれません。この「幸せ」はお父さん・お母さんが子どもたちに日々愛情をふり注いだからこそ生まれる感情なのだと思います。

お子さんの成長はもちろんですが、父も母もがんばったと誉めて喜んで下さい。

「神戸幼稚園は子どもたちとその家族のパートナーとなれる幼稚園を目指しています。」私が4月の園だよりで皆さんにお約束したことでございます。神戸幼稚園に通い、過ごす中で、「子育ては楽しい」「神戸幼稚園に入園してよかった」と思える場面がおありになりましたか。どうかその場面を大切に心に残して下さい。そして皆様にとって、不都合であったことは、私の至らぬところでございます。きっと次に生かして参ります。

希望にもえる季節に、更に大きく羽ばたいて進級・進学を迎えてほしいと願い

園児ひとり、ひとりの頬を撫でています。