6月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

 

梅雨のようなじっとりとした雨が降ったかと思えば、キラキラと夏を感じさせる日差し。季節が移り変わる時は、忙しく天候が変わります。
 先日、卒園生のMさんが「私の描いた絵が、合唱祭のポスターになりました」と幼稚園を訪ねて来てくれました。いいことがあった時、幼稚園を思い出して来てくれるなんて、なんて嬉しいことでしょう!!Mさんは幼稚園の頃も自由画帳にカラフルな絵をたくさん描いているお子さんでした。例えばキリンを描くような時は「首が長いなぁ~」と感じ、それを心の振動に変えて、画用紙いっぱいに首が描かれるような、感動した箇所が誇張されている絵でした。そしていつも虹色に塗り分けられて、絵の先には夢と希望が続いていたように覚えています。それからもMさんは好きな絵を描くことを続けて、展覧会で入賞したことも聞いていました。お母さんは、より多くの色が経験できるように、ビッグな画材を用意してあげていました。そして「他にやってほしいことは山ほどあるんですがねぇ」とにっこり笑いながら、Aさんが描く時間をゆっくりと見守っていたことを思い出します。
好きなことを続けることは必ず力になります。
「虫ばかり追いかけて・・・・」昆虫博士になるかもしれません。「鉄棒するからと公園ばかり行って・・・・」オリンピック選手になるかもしれません。いや博士や選手にならなくても良いのです。この子たちが親になった時、「おとうさんは虫が好きで追いかけていたから、昆虫の名前たくさん知ってるよ」「おかあさんは空中前回りが得意で、公園で良く練習したよ」などと自分の子に語られることこそ素敵です。

 今の家族は次世代の家族を作っています。子どもが夢中になっていることに「そうだね」「いいぞ」とうなずいてあげて下さい。
 子どもに共感する「そうだね」「いいぞ」は意欲を高める魔法の言葉です。

                                     園長 千代田正美

                      

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