9月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

暑い暑い夏休みでした。(熱い熱いの方が漢字としては合っているかもしれませんね)人の体温を上回る日が何日もあり、うんざりする日が続きました。皆様は体調を崩さずに過ごされましたか。

9月の園だよりの上段文章は昨年と同じになりました。益々地球は熱を帯びている感がありますね。

さて、私は県と市の幼稚園協会役員をしている関係で、数々の研修や会議の運営に当たることが多い夏休みでした。ここ数年はこのように、毎年運営に費やす時間が多くなっています。子どもたちが園に来ない間も、若い先生方は保育者としての資質を向上させるために頑張っています。その姿をみるとこちらも背筋が伸びます。

我が家といえば、この4月から息子(27歳)が家を出て自活して、娘(21歳)が大学生でアルバイト漬けで、それぞれの生活時間が過ぎていて、家族の日程が合う日が2日間でした。息子の「また川治の魚つかみ取りがやりてーな」の一言で、鬼怒川方面に車を出しました。鬼怒川・川治温泉は子どもたちが、小さい頃から2~3年に1回は通っていました。川治温泉には川がせき止められたところにイワナやがヤマメが放流され、魚のつかみ取りが楽しめる会場が夏の間あります。長時間足をつけてられそうもない透き通った冷たい水と川の音と、セミの鳴き声・足元と反対にギラギラ照りつける太陽、そして魚を塩焼きにしている焦げた香り。ここに到着するとあれこれと体が思い出します。会場は子どもから大人までが歓声をあげてにぎわっています。そんな中に娘と息子がいる様子を目で追っている私は、幼い頃の家族の姿がかぶり思い出します。娘が川の中ですってん転んだこととか・・・。皆さんはこの夏に家族を感じた時間が思い出として残りましたか。

旅行するばかりが、思い出ではありません。親子で自転車に乗る練習をしたとか、夕食の支度を家族でしたとか、日々の生活の中にこそ、家族の姿があるものです。子どもが大きくなってから「そうそう、あんなこともあったよね」と笑い合える共有感。肌感。が思い出されてくる時がきっとあります。

自分の家族という港にもどって、また、船をこぎ出そう、そんな自分に励ましを入れたい時に家族の姿があらわれるように、心が動くどんな場面でも思い出して笑い合って下さい。笑顔はパワーに変わります。そうそう全英オープンゴルフでも、優勝した渋野選手がスマイルシンデレラでしたね。

家族の笑顔が浮かぶ場面があれば必ず、心の記憶にとどめておいてくださいね。

園長 千代田正美