7月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

過日の保育参観には、たくさんの保護者の方に参加して頂きましてありがとうございました。

年少組感想より

『ドキドキしながら迎えた参観でしたが、お名前を呼ばれると、ちゃんと返事をして、おおきな声で、歌を歌っている姿を見て、ほんの数ヶ月で、とても成長したんだなと感じ、ほっとしました。』

『「参観」というと子供達が前を向いて、その後ろに親達が立って見るというイメージだったのですが、向かい合わせで子供達も1列にずらーと並んでくれていたので、一人一人の表情が良く見えたのでとても良かったです。』

年中組感想より

『園庭での鉄棒で、1人1人が終わった後に先生とタッチする場面では1人1人タッチが異なり、先生が1人1人を把握し、良く観て下さっている事が伝わり感激しました。』

『列にしっかり並び、動き1つ1つにメリハリがでてきたり、先生の話を聞いて動けるようになるんですね。鉄棒の時、親や周りの友達が応援する姿を見て、こういう環境の中で子どもはがんばろうという気持ちになれるんだなと、グっときました。成果、結果を求めるだけでなく、心身共に逞しく育っていけるよう成長の過程を幼稚園と連携しながら親として支えていけたらと思いました。』

年長組感想より

『日頃子供には多くの事を望みがちですが、保育参観でニコニコ顔で歌を歌っている姿や楽しそうに走り回る無邪気な姿を見ると、それだけで十分、ただただ健康で元気で、一つでも多くの笑顔を見せてくれるだけでいいと思った保育参観でした。』

『今回の保育参観で、感じたことは、子供たちの想像力や探究心は本当に素晴らしいということでした。アートの時間に製作したイルカにしても、先生が話して下さった日頃の遊びの様子にしても、一人ひとり工夫をして遊びを楽しんでいるように感じました。子供はまず自分で考えて、そして先生や友達からもらったアイディアを使い遊んでいます。最後に、「5分で海の生き物を作りましょう」と言われた時、なかなか思い浮かばず正直ドキドキしました。大人も時には子供のように、「正解を求めない」「遊びを純粋に楽しむ」そのような時間も大切だと感じました。』

参観の日には家でお子さんのことを誉めてあげられましたか?それぞれのお子さんが今持っているものを全力出していましたね。合唱などの出演が終わり、子どもたちは部屋にもどるとホッとした気持ちと同時に「お母さんがどこにいるのかわかった!!」「お父さんビデオ撮ってた!!」「お母さんの目がキラキラしてた!!」など感想を言っています。案外見られているのは親の方かもしれません。

子どもたちはどうしてこんなにがんばれるのでしょうか。それはお父さん、お母さんが大好きだからです。大好きな人が側にいて愛してくれているからがんばれるのです。神戸幼稚園の舞台は、客席の距離が遠からず近すぎずそれが確信し合える、とてもいい長さかもしれません。

 参観日は、親と子の間に私はあなたをずっと見ているよ。守っているよ。「大丈夫」のおまじないがかかる時間と空間なのです。

園長 千代田正美

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