11月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

 朝、夕は気温も下がり1日寒暖の差が大きく、衣服の選択も忙しい日もありました。朝の冷え込みに思わず暖房のスイッチも入れた方もいらっしゃることでしょう。

 さくら組はプランターで育てた小カブを収穫し、各子どもがお母さんにどんな料理ができるか聞いてきてみんなで相談し、メニューを立て、自分たちの手で作ったものを食するという日がありました。小カブに水やりをする中で、成長や変化に気づき、葉をちぎり、十字の切れ目を入れたカブをさいて自分たちの手を通して味噌汁と和え物が出来上がりました。鍋から沸き立つ湯気といい香りは、子どもたちの鼻をくすぐりました。「いただきます」の挨拶は「あなたの命をいただきます」という生き物に対しての畏敬の念を表しています。「自分たちの心も体も生物を食することで大きくなる」ということに立ちかえること。これぞ「食育」です。

 運動会では大変お世話になりました。

感想の御紹介です。

〇年少組

・“初めて”の運動会、“初めて”の大きなグランド、“初めて”大勢の人の前で、披露することに緊張していたのか最後のペンギンダンスではグズってしまいましたが、すべて“初めて”という経験をすることでさらに成長し自信がついたのではないかと思います。金メダルをもらってとても嬉しそうで誇らしげな姿が可愛かったです。

・初めての運動会。子供達のはりきる姿が沢山みれて幸せな時間でした。ペンギンサンバの衣装とダンスは年少さんらしい可愛さがあふれていて先生方の発想力や子供達への愛情が伝わり感謝の気持ちでいっぱいです。お友達と同じ事を経験することで絆が深まり外でもペンギンに変身して一緒に遊んでいる姿は親としても嬉しいです。先生に金メダルをかけて頂く時に「先生も頑張ったね!」と息子が言った事には笑ってしまいましたが今、コロナで踏ん張る時に、パワー&笑顔の先生方と子供達の純粋な気持ちに沢山救われました。

〇年中組

・昨年に続いて今年もスマホ画面越しでの観戦となり、留守番していた子供達と一緒に探したり操作をしたりと楽しい時間を過ごさせてもらいました。来年は家族全員で参加できるようになっていたらと思います。

・昨年の運動会の時は、くまさん体操もダンスも固まったままだった娘が今年は緊張しながら踊っていた姿を見て、成長を感じました。ライブ配信は大宮から離れた祖父母も孫の頑張る姿を

リアルタイムで見ることができ、大変喜んでおりました。年長の動画も視聴し、来年の運動会での娘の姿を想像してみました。更なる成長を期待したいです。

〇年長組

・運動会が近付くにつれ、リレーの負けが続いてついに前日「もうどうやっても勝てない」と後ろ向きになってしまっていた気持ち、当日とても早起きして「ドキドキしてもう眠れない」と張り切っていた姿を見ながら私自身もとても楽しみにしていました。どの演技をする時も、はじめて見る緊張と真剣な真っすぐな気持ちの表れた表情で、こんな風に取り組めるように成長しったのかと驚きました。どれも力一杯全力で頑張っているのが伝わり、このさくら組のメンバーで一緒に大きくなったのだなぁ、皆で力を合わせて、皆楽しそうで嬉しそうで胸が一杯になりました。

 

  このような状況下の中で、感染対策を考えながら、運動会が開催されたことへの感謝をたくさん頂きました。感染者も減ってきたのだから、もっと何か出来たのではないかと思われるかもしれませんが、運動会のような大きな行事は1学期後半から準備に入ります。それに北小学校をお借りしていますから、万が一の事がありますと、学校にも御迷惑をおかけすることになるので、責任者としては緊張もございます。

  各家庭のブースから出られないのではビデオが撮りづらい、年少・中の保護者は2名でもよかったのではないか。ライブ放送の子どもの顔が小さい。などの御意見も頂きました。いろいろと御不便をおかけした部分については今後の緊急事態下の行事について生かして参ります。

  来年は神戸幼稚園のすべての家庭が一同に会した運動会になりますことを、心より祈っています。

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