10月園だより
朝と夕と昼では寒暖の差が大きく、次の季節に向かう時期となりました。喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、あんなに暑かった夏がだんだん遠くなっていきます。
新聞を読んでいると目に留まる記事がありました。この記事から私は2つのことを学びました。1つめは「何気ない生活の中に幸せはある」ということです。「行ってらっしゃい」と送り出すことができる幸せ「いってきます」と送られる幸せ。あまりにも日常すぎて、大事な挨拶であることを忘れてはいなかったか。2つめは「行ってらっしゃい」「行ってきます」が繰り返される毎日が来るように、家族で健康を守り、交通ルールを守ることを続けなければなりません。「行ってきます」は「帰って来るから待っててね」の合言葉ですから。
年長組が稲刈りに行ってきました。黄金の稲穂が実る畑で、毎年お世話になっている萩原さんが待っていて下さいました。田んぼに入った子どもたちを前に、まず萩原さんが語ったことは「ほうら見てごらん。稲穂がおじぎしているよ。みなさん こんにちは。お世話をたくさんしてくれてありがとう。と言っているんだよ」でした。挨拶は自分から。そしていつでも生かされている感謝。ですね。-大変大事なことを教わりました。
皆様の感染対策に関する御協力に深く感謝致します。収束がみえるまで今しばらくどうぞ宜しくお願い致します。 園長 千代田正美