11月園だより

園舎の窓にはてるてる坊主が揺れて、「運動会が晴れますように」と全園児・保護者・教諭皆で祈りましたが、当日はあいにくの天気となってしまいました。練習の成果をグラウンドで1つでも多く披露したいと思い、教諭も朝早くからつめていましたが、無情にも雨はやまず、体育館開催となりました。
しかし、子どもたちは外であるか中であるかは関係なく、手を大きく振り、足を高く上げ、元気あふれる姿で運動会に取り組んでくれました。子どもたちのやる気・本気・元気は本物です。そんな中でも年長組の競技と風船飛ばしが外で出来てよかったです。これらの競技を見て「園長先生が外で運動会をしたいにこだわる理由が良くわかりました。」と帰り際に声をかけていただいた時に、私はホッと胸をなでおろしました。皆様には当日、プログラム変更等御協力いただきましてありがとうございました。いろいろと不都合がおありになったと思います。御意見は次回に活かして参ります。では寄せていただいた感想の中から御紹介します。

年少組 おとうさん、おかあさんの胸にとびこんでくるかけっこは感無量でしたね。

  • かけっこで全力で走ってくるわが子をゴールで抱きしめた時は、まるでこちらがご褒美をもらったようで、胸がいっぱいになりました。(ちゅうりっぷ組)
  • 名前を呼ばれると大きい声で「はい」と返事をし、一生懸命走っている姿に感動し、息子の成長した姿を見て嬉しく思いました。“何故しない”“じゃなく”運動会すごく頑張ったね!!と息子を褒めました。(ゆり組)

年中組 友だちを応援する姿に感動の声もたくさんありました。

  • 当日は腕がちぎれるんじゃないかと思う程、大きく振って行進し、年長さんのリレーを大きな声で応援するたのもしい娘の姿を見て、家族皆で「あの〇〇がこんなに立派になるなんてねぇ~」と会話し、楽しい1日が終わりました。(うめ組)
  • どんな状況でも楽しめる心を持っていてくれる子どもたちに“神戸らしさ”を見た思いがしました。毎日の先生と子どもの繋がりの深さを感じました。(うめ組)

年長組 何があっても前を向く勇気を子どもたちから教わった気がします。

  • 入園先の幼稚園を近所にするか迷っていた時、神戸幼稚園の運動会を娘にも体験させてあげたいと思ったことが思い出されました。運動会前から綱引きの作戦だからと晩ごはんをもりもり食べるようになりました。パラバルーンの練習ではじめて成功した日も、先生がコツを教えてくれたんだよと誇らしげに話してくれました。皆で取り組んだ練習の成果を校庭でのびのびと発揮できたことは、自信に満ち溢れた笑顔が物語っていました。(さくら組)
  • リレーでは子供たちの走る様子を真近で見ることが出来沢山の声援を受けながら、前を向いて次のお友達にバトンを渡すために一生懸命走る姿やお友達を応援する姿に成長を感じとても感動しました。(さくら組)

それからこのようなアドバイスもいただきました。

  • はずかしさや戸惑いから棒立ちの子もちらほら。でも年長になった今だから言えます。
    うちの子は何にもしないでーーと落ち込まず、楽しみにしていて下さい!と伝えたいです。
    (さくら組)

朝・夕めっきり冷え込んできました。冬の入り口はもうそこにきています。

風邪をひきませんように。お大事に。

園長 千代田正美

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