1月園だより

やわらかい冬の日差しが注ぐかと思えば、突然の積雪もあり、冬を象徴する天気が続いた年末、年始でした。各御家庭では、どのような新年を迎えられましたか。この1年が大きな災害もなく過ぎますように。また、昨年災害に見舞われた皆様の復興が進むことをお祈りいたします。
我が家の正月は孫中心になってしまい、大人の楽しみは食べることと、スポーツのテレビ観戦にとどまりました。特に箱根駅伝はファンであります。起伏のある長距離を、100m走と変わらない速さで走り、襷を繋ぐ選手の姿は心打つものがあります。選手1人1人の走りには私たちから計り知れない程の練習があり、競争があり、思いがあるでしょう。「走る」という単純作業にも見えるこの技術には確かなメカニズムと余程の強いメンタルが必要であることは想像します。中でも中央大学10区、順位をあげてゴールした藤田大智選手のエピソードを聞いて感慨深いものがありました。昨年10月にお母さんが余命を受ける大病をなさったそうです。「自分の走りでお母さんに元気になってほしい」と練習を続けましたが思うように、はかどらない毎日でした。箱根駅伝前に母を亡くすことになり、唯一のモチベーションも下がり、自分はもう無理だと諦めた。そんな時お父さんからの「お母さんは病床で何があっても箱根の夢は忘れないでほしいと言っていたよ」との言葉に奮起し、走り続けメンバーになったとのことでした。
何かを続けること、乗り越えることのエネルギーを沸かせることはしんどいです。でも『自分のために』『〇〇のために』と何処かで願っていることが、原動力なっていることは間違いないです。
子どもたちも何かを頑張ろうと行動を起こしている時は、『おとうさんのために』『おかあさんのために』をあの小さな胸の内で願っているからなのです。がんばった時には、『ありがとう』と抱きしめてあげて下さい。幼稚園は教育機関であり、子・親・園がトライアングルで繋がり、子を育てる場所です。子どもたちが「おもしろかった」「ふしぎでびっくりした」
「たのしかった」の話があった時は、前のめりで関わってあげて下さい。

