7月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

参観日にはたくさんの方に御出席いただきましてありがとうございます。

  年少組の保護者の方ほとんどが「私を見た途端、うちの子は泣いてしまうかしら」と恐る恐る保育室に入られたのではないでしょうか。意に反して、子どもたちは父母を笑顔と拍手とバンザイで迎えていました。母たちの胸の内はきっとうれしいやら、ちょっと寂しいやら。担任の先生の呼名に「はい!」と返事をして立ち、可愛い身振りを添えた歌を次々と披露してくれました。

 年中組の合唱は元気いっぱいでした。歌の合間には場所移動もありましたが、うまくいきました。自分本位の「楽しい」から少し成長して、自分の今出してる力がみんなと何かを成し得ているという感覚がスタートし始めているように見受けられました。

 年長組はすっかり会場をまきこみあるお母さんは子どもたちと親のコラボ!と感激して下さっていました。歌は心をつなぎ、揺さぶるものですね。

 体操は個人技もさることながら、感動するのは友を応援する姿でした。応援するということは相手の技を見ていなければできません。「ああやると出来るんだな」「次はあのようにやってみよう」「あともう少しこうやればできるのに」と学習しているのです。サッカーの日本代表の選手が「スタンドの応援を力にする」とインタビューで語っていたのを聞いたことがあります。頑張っている人を認め、励ます行為は、大人になっても素直な気持ちで持ち続けたいものです。

(年少保護者感想)

*『娘なりに「色んな事ができるようになったんだと!」とのメッセージを体現して送ってくれたのだと思い嬉しかったです。教えてもらった手話と雨探検で感じた事を身体いっぱい歌に表現していた姿には元気をもらえました。小さな「出来た」の積み重ねとあそびを通して様々な発見をすることを楽しみながら成長してもらえたら嬉しいです。』

*『最近家でよく園歌と時計の歌を歌っていたのですが、参観日の練習をしていたんだなぁ、と発表を見て思いました。「お休みのお友達に窓からパワーを送っている」と前に子どもから教えてもらったことがあり、先生のお話でも同じ内容をおっしゃていたので、家での子どもが話していることの答え合わせができた気分になりました。』

*『いつのまにか、絵が上手になったり、歌が歌えるようになったりと成長を感じることが出来ました。お友達と楽しく過ごしているのもよくわかり安心しました。』

(年中保護者感想)

*『さくらさんの様にかっこ良くなる為に動くところと動かず静かにするところのメリハリをつけて息子なりに頑張れた様です。この時期の成長は親の想像よりもとても大きいですね。』

*『年少の時とは違い子ども達を安心してみていられるというか・・・とても頼もしく見えました。体操も1年で出来ることが沢山増えたし、歌に何度見ても感動して泣きそうになります。娘はだんご虫のかくれんぼが楽しかったようで、葉っぱを背負ってみんなで隠れる様子は本当に可愛かったです。』

*『体操の時にお友達ががんばっている姿をみて、〝がんばれー〟と声援が聞こえてきて、年少さんの頃には、なかったかなと思って成長を感じました!まわりを見る、お友達を見る、相手のことを考えるという成長をしていくのだなぁと思いました。お歌も3番まである長い歌詞も一生懸命歌っていて、すごい、すごい!と拍手、拍手でした。』

(年長保護者感想)

*『幕が開いてさくら組のみんなの顔を見た瞬間「お兄さん、お姉さんの顔になったなぁ~」と思いました。どことなく緊張していて、保護者である私たちに披露するぞという気持ちが伝わりました。歌いながらの振り付けや、歌の強弱もみんなで練習したんだろうなぁと思うとすごく成長を感じます。飾られていた木や蜜、花、葉、虫などもそれぞれ分担し、みんなで協力して作られているのが分かりました。楽しく、ときにはぶつかり合ったりしながら過ごしているのも先生方のおかげです。保育参観、とても楽しかったです。』

*『親が園庭から2階に上がるころには子どもたちが体操着から制服に着替え準備をしておたこと。子どもたちが一体感ある動きで脇見をせず真剣な表情で歌を歌っている姿にとても驚かされました。木の蜜もサプライズでしたが、こうした子どもたちの成長した姿もまさにサプライズでした。』

*『泣きました!!自分の子にも、他の子にも。発表会が苦手だったお友達が前を向いて楽しそうに歌っている。人見知りで声が小さいお友達が人一倍大きな声で歌っている。息子だけでなく、みんな成長している様子に感動でした。とってもいいクラスだなと感じました。』