7月園だより

神戸幼稚園 園庭からみる園舎

 

過日の保育参観には、たくさんの保護者の方に参加して頂きましてありがとうございました。

 

年少組感想より

『入園してから2ヶ月が経ち、初めて子どもの日常を見ることができました。成長・・・それにつきますね。先生方の日々の関わりが伝わってくるようで愛情と真心を感じました。保育参観の内容も集団で行うことを基本にあいさつ・運動・親子の関わり・お歌、バランスよく構成されよかったです。』

『入園してまだ数ヶ月ですが、先生の方をしっかり見ている子供達を見て、先生のこと大好きなんだろうなと感じました。』

年中組感想より

『家では4歳児らしく我儘を言って困らせたり、甘えたりしていますが、発表のときは集中力を切らさず、しっかりとやりきっている様子に親ながら驚かされます。これもまた、先生や友達と良い関係が築けており、幼稚園が好きだからこそ頑張れるのだと思いますが、我が子の頑張る姿に、家での我儘放題も少しは大目に見ようという気にさせられました。』

『参観後に先生にほめて頂いたことも、本人はとても嬉しかったようで、自宅に帰ってから「先生によくできました。って言ってもらった。大きな声でできたよ」と話してくれました。』

年長組感想より

『普段園庭で鉄棒をやっている姿を見ることがないので、できるのだろうかとドキドキしてみていましたが、難なくくるっと回って元の自分の所へ戻って座る姿を見て幼稚園で教えてもらって出来るようになって・・・と私のいない所でどんどん成長していることに気付き、嬉しかったのですがちょっぴりさびしい気持ちにもなりました。こうやって少しずつ親元から離れて自分で学んで色々な事に挑戦していくのが年長から小学生への成長なのかなとしみじみと感じました。』

『あの暑い中で運動した後も、集中力が途切れる事なく、きちんと着がえをして、長い歌5曲も途中の移動も今までより多い中で皆立派にこなしていてすごいなと思いました。』

今回もたくさんの感想をお寄せ下さり。本当にありがとうございました。皆様からいただく感想は私たち教職員の明日の保育に向かう勇気と励ましになっております。

子どもたちはどうしてこんなにがんばれるのでしょうか。暑い中、鉄棒をして(苦手な子だっているのに。)歌をくり返し歌い覚え(ひらがながまだ読めないので)待っている間応援をして、困っている子に教えてあげて(自分のことだけだって精一杯のはずなのに)大人が思う以上にきっとがんばっています。それはきっと大好きな人が側にいてくれるからだと思います。お父さん・お母さん・幼稚園・先生・お友だち・みんな大好きなのです。私は先生方がクラスの子どもたちがあまり話を聞いてくれないと悩む時に、子どもたちにとって大好きな先生になろうとアドバイスします。大人だって好きな人の話は聞こうと思うし、もっともっと聞いていたいと思うけれど好意が無い人の話はうわの空になってしまうことあると思います。大人だってそうだと思います。子どもだってそうです。好きな人だから話を聞くのです。そしてその人たちのためのがんばれるのです。大好きな人たちに囲まれて、愛されている自分を感じること(自己達成感)には不思議な力が宿っています。

園長 千代田正美